Shopifyストア利用者はShopifyの契約とは別にアプリ別にプラン契約をする場合があります。しかしアプリによっては解約方法が分かりにくかったりするため、困っている事業者様も多いのではないでしょうか?
この記事ではShopifyの有料アプリの解約方法について紹介します。
まずは現在の料金プランを確認する方法についてご紹介します。
有償プランを提供する多くのShopifyアプリはアプリ内部にプラン契約状況を表示していると思います。大体はトップページか、料金プラン契約ページにあるはずです。
しかしながら、アプリの不具合であったり、料金プランが大幅リニューアルするといったことがあるとアプリ上からは確認できない場合もあると思います。その場合は次の項で紹介する方法を試してみてください。
Shopifyの管理ページを開いて頂き、設定 > 請求情報と進んで頂くと、サブスクリプションという項目があります。この項目のサブスクリプションを全て表示するをクリックして頂ければ契約中のプランが一覧で表示されます。
このページでは現在の契約プランの内容の確認ができます。画像の例では30日ごとの固定費に加えて重量課金のプランであることが分かります。アプリ側でどのような表示になっていようと、ここで表示されている内容がストアとアプリ間の契約内容になりますのでご注意ください。
右端にある「…」をクリックして頂き、利用限度額の表示をクリックすることで、現在の従量課金部分の利用状況を確認することができます。なお、管理をクリックするとアプリのページで飛びます。
もしもアプリ側で利用限度額が低く設定されている場合、この設定から上限を引き上げることもできます。
次にShopifyアプリの有料プランの解約方法をご紹介します。
アプリ内に解約の導線が分かりやすく存在する場合は、そこから解約して頂くのが良いと思います。
アプリ内の解約導線が分かりにくい場合、またアプリのサーバがエラーを返してまともに使えない場合などはアンインストールすることで強制的に有償プランの解約ができますのでご安心ください。
アプリを開いて右上の「…」をクリックすると、アンインストールという項目が出現しますので、これをクリックしてください。あとは確認ダイアログで確認をしたらアンインストールができ、有償プランを契約している場合は自動的に解約されます。
管理画面からアンインストールする場合は、設定>アプリと販売チャネルと進んで頂き、アンインストールしたいアプリの右端にある「…」をクリックすることでアンインストールの選択肢が出てきます。ここからアンインストールしてもアプリの契約は解約されます。
Shopifyアプリストアのレビューを見ると、「アンインストールした後も料金を請求された」というレビューを目にすることがあります。こういった記載を見ると、ストア運営者としては不安になってしまうと思います。
しかしShopifyの仕組み上、アンインストールされたアプリが不正に料金を請求するといったことは出来ないようになっていますので、ご安心ください。こういったレビューはShopifyの料金請求タイミングのズレによって誤解が生じてしまっているものだと思われます。
Shopifyのアプリ利用料金の実際の請求タイミングは、Shopify本体の契約プランの請求タイミングと混ぜ込まれたりします。そのため、少し前に解約したはずのアプリの料金が遅れて請求書に記載されてしまうことになります。
この記事ではShopifyアプリの契約状況を確認する方法、解約する方法をそれぞれ2通りずつ解説しました。またShopifyアプリ契約においてよく発生する誤解についても説明しました。ストア運営の参考になれば幸いです。