Shopifyではストアのテンプレートとなる「テーマ」を活用することで、デザイン性の高いストアや高機能なストアの雛形を簡単に用意してビジネスをスタートさせることができます。
この記事ではShopifyテンプレート/テーマの選び方、オススメのテーマを紹介していきます。
Shopifyテンプレート/Shopifyテーマの入手方法は大きく分けて2種類あります。
1つ目はShopifyが運営する公式のテーマストア経由で入手する方法です。Shopifyの管理画面から簡単にアクセスできますし、Shopifyの審査を通っているテーマですので安心です。
公式のストア以外から入手する方法もあります。
Envato Elementsは様々な素材を月額固定の料金だけで入手できる素材サイトです。画像や音楽といったファイルの他に、サイトのテンプレートも数多く扱っています。このサイトではShopifyストアのテンプレートも扱っており、886ものテンプレートを利用可能です。
公式のストアと比較して安いのが特徴で、公式ストアでは多くのテーマが300ドル前後なのに対してこちらのストアでは月額固定のサブスク料金だけで利用ができます。また随時買い切るタイプでは39ドル程度といった比較的安い料金で利用できるものも多いです。
反面Shopify公式のテンプレート程クオリティが高くなかったり、利用者が少ない故に見つかっていない不具合を踏んでしまうリスクがあるといった点などには気をつけないといけません。
Debutifyは海外でも非常に利用者の多いShopifyテーマです。多くの有料Shopifyテーマが買い切り型のモデルでビジネスをしているの対して、Debutifyでは月額課金モデルで販売をしていることからもその自信が伺えます。非常に高機能なテーマですので、刺さる人には刺さるといった類のテーマです。
MISEルは日本製の高機能なShopifyテーマで、日本のShopifyストアで高い人気を誇ります。基本的には買い切り型ですが、サポートプランを契約することもできます。年齢確認やお気に入り機能といったECサイトにあると嬉しい機能を多数備えており、公式ストアで取り扱われいる殆どのテーマより多くの機能を提供しています。
Shopifyテーマを選ぶにあたっての選定基準、観点について紹介します。
アパレルサイトなどを運営する場合は重要視する場合も多いと思います。海外発のサービスであるShopifyではローマ字前提のデザインなども多くありますので、日本語のコンテンツを乗せた際に不自然にならないかどうかは選定する際に気をつけておくべきポイントです。
Shopifyテーマは最初から様々な機能を備えている場合があります。買い切りタイプの多いShopifyテーマではコスパよく機能が利用できる手段の一つですので、欲しい機能が存在するかどうかは選定基準になりえます。ただしShopifyではテーマの他に、Shopifyアプリを導入することでも機能追加ができますので機能追加にこだわってマイナーなテーマを選定することは避けた方が無難です。
多くのShopifyストアに利用されているテーマは、沢山の不具合報告を受けて安定性の高いテーマになり得ます。マイナーなテーマを選んでしまうと、まだ誰も遭遇したことのない不具合を見つけてしまって対応する必要に迫られるリスクもあります。Shopify公式のテーマストアであればレビューの点数なども公開されているため、できるだけ人気のShopifyテーマを選ぶことを強くおすすめします。
DawnはShopify公式の無料テーマです。Shopifyが提供する他の無料テーマもDawnをベースにしており、Shopifyにおいて最も利用者が多く、最も安定性の高いテーマといえます。Shopifyアプリの開発者も基本的にはDawn上での動作確認を行いますので、アプリを利用する場合もテーマ起因の不具合に遭遇するリスクはかなり低くなることが期待できます。
Impulseはとても人気の高い有料テーマです。Shopifyストアのアナウンスメントバーやスライドショー付きのヒーローセクションなど、アニメーション要素を効果的に使ったテンプレートを数多く備えています。
詳細について下記の記事に記載していますので合わせてご参照ください。
Prestigeも非常に人気のあるテーマで、高級感のあるアパレルストアを構築する際には最適なShopifyテンプレートのひとつです。
この記事ではShopifyテンプレート/Shopifyテーマの種類や選定基準、オススメのテーマについて紹介しました。Shopifyテンプレート選定の際の参考になれば幸いです。