Shopifyの商品数の上限について

Shopifyの商品数の上限について

はじめに

Shopifyストアでは商品を登録してストア上に表示することができます。この記事ではShopifyストアの商品数における制限について調べてまとめます。

商品登録数の上限

登録しておける商品の数に上限はありません。Shopify公式のヘルプページでも触れられていますが、Shopifyの全てのプランにおいて、「無制限の商品登録」がサポートされています。

商品バリエーションの上限

1つの商品がもてるバリエーションについては上限があります。まず最大3つのオプションを設定することができます。例えば「サイズ」「色」「素材」といった項目を設定することができます。この項目は商品にごとに異なるものを設定できます。例えばTシャツでは「サイズ」「色」「素材」を設定しておいて、メガネでは「サイズ」「レンズ素材」「フレーム素材」を設定するといったことが可能です。

そして、それぞれのオプションごとに最大100種類のバリエーションを持つことができます。バリエーション毎に価格調整を行うこともできます。

これらの設定はShopifyのどのプランでも共通です。この上限を超えてバリエーションを作成したい場合は、メタフィールドなど使って拡張するか、Shopifyアプリを活用する必要があります。

商品バリエーション数の上限を拡張するアプリ : Infinite Options

Infinite Optionsは商品のオプション数の上限を超えて設定することができるShopifyアプリです。月額12.99ドルで利用することができます。カスタマイズ項目の豊富な商品を取り扱う際などには特に有用です。

コレクションページに表示する商品数の上限

Shopifyストアでは商品一覧ページとしてコレクションページを標準的に備えています。このコレクションページに一度に表示できる数はテーマのカスタマイズから設定可能ですが、多くの場合は50商品までしか表示ができません。これはShopifyテーマに利用されるLiquidの制限によるものです。

テーマによっては50以上の商品数表示に対応しているものもあります。SNSの投稿の表示などに「無限スクロール」機能に対応したテーマであれば、1ページに表示できる商品数の上限を超え、50商品以上を表示することができます。無限スクロールに対応したShopifyテーマについては下記のブログ記事にまとめていますので、合わせてご参照ください。

またテーマが無限スクロールに対応していない場合、Shopifyアプリを使って無限スクロール機能を実現することもできます。

商品表示数の上限を拡張するアプリ : MF Infinite Scroll Pro

MF Infinite Scroll Proは、コレクションページに無限スクロール機能を追加することができるShopifyアプリです。スクロール位置に応じて自動的に商品カードを読み込んでいく自動ロード機能に加えて、「もっと読み込む」ボタンをクリックしたら追加読み込みを実行する手動ロード機能にも対応しています。

おわりに

この記事ではShopifyの商品数に関する様々な上限と、それを突破する方法について紹介しました。Shopifyストア構築/運営の一助になれば幸いです。